1954-12-22 第21回国会 参議院 厚生委員会 第2号
それから処理の施設費から申しますと、大体低温消毒の一割未満、十分の一未満の施設費で足りると、こういうのが私たちのまあ大体目安を置いておる計算でございます。
それから処理の施設費から申しますと、大体低温消毒の一割未満、十分の一未満の施設費で足りると、こういうのが私たちのまあ大体目安を置いておる計算でございます。
六十二度乃至六十五度、三十分は、御承知の通り、低温消毒であります。これは果して時間的に三十分やつたか、余計やつたか少しやつたかということをレコードするために、自記温度計というものが必要であるにかかわらず、七十五度に「以上」をつけたものについて、更にやはり自記温度計が必要だということは、どうも不可解千万。殊に七十五度は、学問的に言えば、十五秒だつて間に合うはずなんです。
さらに一つの法律が制定されて、この法律に従つて一つのものを準備する——あらゆる業態に政府はこういう失敗を繰返しておる、たとえば低温消毒でなければならないといつて、何百万の資本金をかけて牛乳の低温消毒をやりかけると、今度はまた高温でも使わしたらどうというような説が出て来る。あらゆる場面においてこういう点が非常に多いのであります。